イエリチが初の首位打者獲得 ナ・リーグ81年ぶり三冠王はならず

[ 2018年10月2日 10:14 ]

ブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手 (AP)
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 大リーグは2日に行われたタイブレーク2試合で公式戦が終了し、ブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手(26)が打率3割2分6厘で初の首位打者を獲得した。

 イエリチは同日のカブス戦に「2番・右翼」で先発出場して4打数3安打1打点の活躍。三冠王に期待が懸かったが、36本塁打はアレナド(ロッキーズ)と2本差のリーグ3位タイ、110打点はバエズ(カブス)と1打点差のリーグ2位タイに終わり、快挙達成とはならなかった。

 大リーグの三冠王は2012年にミゲル・カブレラ(タイガース)が獲得。このシーズンのカブレラは打率3割3分、44本塁打、139打点で1967年のカール・ヤストレムスキー(レッドソックス)以来、45年ぶりの偉業を達成したが、イエリチが三冠王を獲得すれば、ナ・リーグでは1937年のジョー・メドウィック(カージナルス)以来、81年ぶりの快挙だった。

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