大谷、二塁打2本で後半戦初マルチ!バーランダーから初ヒット、9回には左撃ち

[ 2018年7月22日 11:35 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―7アストロズ ( 2018年7月21日    アナハイム )

9回、右翼線二塁打を放つエンゼルスの大谷翔平(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は21日(日本時間22日)、アナハイムで行われたアストロズ戦に「5番・DH」で先発出場。4回の第2打席でメジャー屈指の右腕バーランダーから初安打となる右二塁打を放つと、9回の第4打席では左腕シップから右翼線二塁打を記録した。後半戦初のマルチ安打で4打数2安打と気を吐いたが、チームは0―7で敗れ、3連敗で借金1となった。

 4番アップトンが四球を選び、2回無死一塁で迎えた第1打席。大谷は外角高めの初球でセーフティーバントを試みたが、バーランダーが素早く処理して二塁へ送球し、アップトンはアウトとなった。一塁に残った大谷は次打者キンズラーの二塁内野安打で進塁したが、後続が倒れて得点にはつながらなかった。

 0―2の4回1死一塁での第2打席では2ボールからの3球目の内角直球を捉えて右二塁打とし、バーランダーとの対戦6打席目にして初安打を記録。1死二、三塁とチャンスを広げたが、キンズラーとバルブエナが連続で空振り三振に倒れた。

 0―7の6回1死一塁で迎えた第3打席ではカウント2―1からの4球目の直球を完璧に捉えるも、打球は右翼手の正面を突いて右飛。9回の第4打席では左腕シップの直球を打って右翼線二塁打としたが、これも得点にはつながらず、チームは零敗を喫した。

 バーランダーは2011年にサイ・ヤング賞とMVPを同時受賞。今季ここまで9勝5敗、防御率2・29の成績を残している。大谷は5月16日の初対戦では4打数無安打で3三振を喫し、「やっぱり素晴らしい投手だなと。1試合を通して、そう感じましたし、トータルしてすごく完成している投手だなと感じました」と話していた。

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