セガサミー 激アツ打線で未知の世界を勝ち進む

[ 2018年7月22日 21:12 ]

第89回都市対抗野球大会第10日・準々決勝   セガサミー(東京都)5―2JR東海(名古屋市) ( 2018年7月22日    東京ドーム )

<JR東海・セガサミー>2回2死、右越えソロを放ち声援に応える本間(撮影・会津 智海)
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 2回戦のカベを破ったセガサミーが、今度は準々決勝という高いカベも乗り越えた。「もう勢いですかね」という1番の本間の言葉通り、2回の5点はミスにつけ込んだものだった。

 三振2つで簡単に2死となった。そして北阪の一ゴロで終わったと思ったところ、ベースカバーに入った先発若林が落球。それでも2死一塁。続く大野が死球を受けチャンスが広がっていく。宮川がそこを逃さず左前に先制適時打。動揺する若林のストレートを喜多が左翼席中段に1号3ラン。「喜多の本塁打でほっとして集中できた」と本間も右翼席に一発。3人で終わる攻撃がビッグイニングとなって勝利をたぐり寄せた。

 「ぼくらには未知の世界の戦い。思い切ってやるだけです。社員さんたちも応援してくれてるし、勝って恩返ししたいという気持ちでやってます」

 ナインを代表して本間が感謝の思いを口にする。23日の準決勝も未知の世界。相手は三菱重工神戸・高砂。先発は日本生命から補強の橋戸賞男・藤井が予想されるが、キリン柄のTシャツ、リストバントを着用する激アツ打線のセガサミーなら勢いで乗り越えそうな気がしてきた。

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