ラミレス監督 移籍後初出場の伊藤を絶賛「配球も球種の使い方やコンビネーションも良かった」

[ 2018年7月16日 22:55 ]

セ・リーグ   DeNA2―5ヤクルト ( 2018年7月16日    横浜 )

選手交代を告げ、ベンチへ戻るラミレス監督(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは1点リードのまま9回に突入。満を持して守護神・山崎を投入するも、5安打を打たれ悪夢の5失点。借金は5となった。

 ラミレス監督は「我々のベストのクローザーが打たれて負けた。ただそういうことも野球の中では起こり得ること」と、絶対的な信頼を寄せる山崎を気遣った。

 先発・バリオスが2回に負傷降板となったが「バリオスはあんなことが起こるとは、もちろん予想はしていなかった。当たったところがふくらはぎの骨のところで、もう投げられないということだった。(次回まで)どれぐらいかかるか分からないが、明日抹消すると思う」と思わぬアクシデントに頭を悩ませていた。

 バリオスの負傷降板というアクシデントがありながら、8回までヤクルト打線を無失点に抑えた中継ぎ陣については「よくやってくれたと思う。武藤からパットンまで、しっかり投げきってくれた。ただ残念ながら援護することができなかった」と賛辞を贈った。

 オリックスから移籍後初出場となった捕手の伊藤に話が及ぶと「彼にとっては初戦だったが、非常に良かったと思う。配球も良かったし、球種の使い方やコンビネーションなども良かった」と手ごたえを感じていた。さらに中継ぎ陣が数多く登場したことで「いろんな投手を経験できたことも大きい」と、こちらの方は前向きにとらえていた。

 全体的な試合の流れについては「9回は完全にヤクルトに流れがいっていたのでしようがない。野球は勢いのスポーツ」と、ある意味、敗戦も納得といった様子。「青木がラッキーな内野安打で出塁し、山田のヒットも普通なら単打だが、ベースに当たって長打となった。その後、併殺を取れるような挟殺プレーもあったが取れなかった」と、アンラッキーが続いたことを残念がった。

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2018年7月16日のニュース