巨人ドラ3大城、開幕1軍前進 OP戦初マスクで好リード&先制犠飛

[ 2018年3月18日 05:30 ]

オープン戦   巨人2―1西武 ( 2018年3月17日    メットライフD )

初回1死三塁、大城は中犠飛を放つ
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 巨人のドラフト3位・大城(NTT西日本)が、開幕1軍へ大きく前進した。オープン戦で初めて先発マスクをかぶり、田口を7回1失点と好リード。強打の捕手は「変な緊張なくいけました。相手打線が本当にいいので、緩急を使おうと話した」と振り返った。

 打撃では2回1死三塁から「どんな形でも先制点を取りたかった」と、高木勇の直球に合わせて先制の中犠飛。試合前までの出場9試合は全て途中からだが1本塁打を含む13打数5安打、打率・385と結果を残し、初めて先発出場した。高橋監督は「落ち着いた感じに見えた。打撃もずっといいし、可能性を感じる」と評価した。

 メットライフドームは昨季、球団ワーストの13連敗目を喫した球場。当時はいなかった新人の活躍でオープン戦はロッテと並ぶ首位浮上だ。村田ヘッド兼バッテリーコーチは「シーズンだったら大城が打って、守って勝った試合」と賛辞を贈った。レギュラー争いの中心に座るのは小林だが、大城は「与えられたポジションでやるだけ」とアピールを続ける。(神田 佑)

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2018年3月18日のニュース