ヤクルト広岡、執念Ｖスクイズ“小川イズム”浸透　無安打で決勝点

オープン戦   ヤクルト７―６日本ハム （ 2018年3月17日    神宮 ）

８回１死一、三塁、広岡がスクイズを決め勝ち越しに成功する
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　ヤクルトは無安打で決勝点を奪った。同点の８回。四死球で無死一、二塁とすると、藤井は２球バント失敗後の３球目で空振り三振に倒れたが、二塁走者の上田が三塁を陥れ、続く広岡がセーフティースクイズを決めた。

　「終盤で何とか１点取らないといけないところだったので」と広岡。初回こそ山田哲に一発が生まれたが、その後は四球や相手のミスにつけ込んだ。６回は先頭のバレンティンが中前打すると、代走の田代がすかさず二盗に成功。川端の一ゴロで三進し、広岡の遊ゴロで得点を奪った。４回にも中前適時打で３打点を挙げオープン戦で２位タイの１１打点とした広岡は「“意味のある凡打”を課題にしている」と振り返った。

　小川監督も「やるからには勝ちを意識してやる。そういう姿勢を出していかないと」と満足そうだった。　（町田　利衣）