栗山監督、清宮に“大谷ルール”適用 外出許可制は「当然」

[ 2017年11月3日 05:30 ]

沖縄・国頭村での秋季キャンプを見守る日本ハム・栗山監督
Photo By スポニチ

 沖縄・国頭村で春季キャンプ中の日本ハム・栗山英樹監督(56)が2日、ドラフト1位指名した早実の清宮幸太郎内野手(18)について「外出許可制」を設ける意向を示した。「当然です。誰と行くかもいちいち確認する。“大谷ルール”だよね。完全に適用者」と言葉に力を込めた。

 高校通算111本塁打の実力と人気を兼ね備え、入団後の「清宮フィーバー」は確実。未成年とはいえ、私生活でも責任ある行動が求められる。プロ野球で結果を残し、将来はメジャー挑戦を夢見る逸材。「世界のホームランバッターにするんだ、という思いはある」と青写真を描く栗山監督は、余計なトラブルを避けるためにも、ある程度の管理が必要だと考えている。

 成功例がある。大谷は13年の入団から許可のない外出を禁止し、5年目だった今季も続けた。昨年は10勝&22本塁打で優勝と日本一に大きく貢献したが、オフに栗山監督は「信頼はしているけど、今はやめる必要はない」と語っていた。

 「最初にどういうルールかを感じてもらわないと。後からでは分からないので」と栗山監督。野球に集中させ、世界一の本塁打王への道を共に歩む。 (山田 忠範)

続きを表示

2017年11月3日のニュース