阪神ドラ3熊谷“鳥イズム”吸収だ「積極的に聞きにいく」

[ 2017年11月3日 06:45 ]

阪神の指名あいさつを受け「レベルアップ」と色紙に書いてポーズを取る立教大・熊谷
Photo By スポニチ

 阪神からドラフト3位指名を受けた熊谷敬宥内野手(21=立大)が2日、埼玉・新座市の同大で佐野仙好アマスカウト統括らから指名あいさつを受け、「鳥イズム」を吸収する意欲を示した。

 「大学とプロでは一段(レベルが)違う守備だと思う。そういうのを自分のモノにしていきたいですし、自分から聞きにいくことに意味がある。積極的に聞きにいって、自分のモノになれば良い」

 50メートル走5秒8の俊足から生まれる軽快なフットワークと強肩が売り。この日の指名あいさつでも球団から「(評価点は)守備力」と伝えられたという。そこにゴールデングラブ賞4度の名手・鳥谷から学んだ“極意”を加え、定位置争いに割って入りたい。

 戦いの舞台は全面人工芝の神宮から、土の甲子園へと変わる。適応力を求めれることになるが、仙台育英時代の3年春夏で経験済み。「やりやすい印象です。(荒れが少なく)人工芝のような感じ。そういうところでできるのは嬉しいですね」と心配無用だ。

 担当の平塚克洋スカウトは「長所はもちろん守備です」と、守りからのレギュラー奪取へ期待を寄せる。来季の二遊間は未確定。激戦必至のサバイバル合戦を、大学球界屈指の名手がかき乱す。 (巻木 周平)

続きを表示

2017年11月3日のニュース