新城びっくり弾で開幕!明治安田生命が初戦突破

[ 2017年11月3日 05:30 ]

2回、新城は2ランを放ち、大野に迎えられる
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 社会人野球日本選手権(スポニチ後援)が2日に京セラドーム大阪で開幕し、1回戦3試合が行われた。明治安田生命は、ルーキーの新城拓内野手(23)が中大3年以来となる2年ぶりの一発をマーク。和歌山箕島球友会を5―3で下し、2回戦へ駒を進めた。昨年4強の王子は、近藤均投手(27)が5安打完封し、Hondaを2―0で退けた。

 打った本人が一番驚いた。1点を追う2回、加藤の2ランで逆転し、なおも2死二塁。ルーキー新城が143キロ直球を捉えた打球は中堅フェンスをギリギリ越えていった。

 「ホームラン打者じゃないので手応えなんか分からない。(野手の頭を)越えろと思って走ったら入った」

 中大では1年春からリーグ戦に出場し「2番・二塁」で活躍したが、本塁打は通算2本。社会人では練習試合も含めて初本塁打で、公式戦では3年春の亜大1回戦で初回にソロ本塁打して以来、2年ぶりの一発だ。都市対抗予選では守備を買われて起用されたが、打撃は低調に終わった。夏場は打撃強化に努め、ここ一番で実った。

 チームは過去4度出場も1大会で2勝したことがない。ラッキーボーイ的な存在である9番打者がいる今年は、進撃の予感がする。

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2017年11月3日のニュース