松井秀喜氏、古巣・巨人にエール「最後まで何が起こるか分からない」

[ 2017年10月1日 06:35 ]

ニューヨーク市内で行われた野球教室でフリー打撃を実演し、豪快な柵越えを披露した松井秀喜氏
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 元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏(現ヤ軍GM特別アドバイザー)が30日(日本時間1日)、古巣にエールを送った。この日、ニューヨーク市内で野球教室を開催。DeNAとクライマックスシリーズ進出を争っている巨人については「日々注目して結果を見ています。最後まで何が起こるか分からないし、ただ応援しているだけです」と話した。プレーオフ進出が決定しているヤ軍は「私が過去3年間、マイナーで見てきた選手たちが非常に頑張ってくれている。その辺を注目して見られる」と主砲ジャッジらに期待を寄せた。

 話題は日本で動向が注目される2人にも及んだ。プロ志望を表明した早実・清宮については、打撃の映像はニュースで少し見た程度というが「あれだけの結果を残しているのは才能があるんだと思う」とし「皆さんに注目されている。この先はいろいろと大変でしょうけど、頑張ってほしい」と気遣った。また、今オフのメジャー挑戦が濃厚な日本ハム・大谷の二刀流の可能性について問われると「その辺は全く分からない。見てみたいと思うだけ。それはファンの方と同じ心理だと思います」と語った。

 野球教室の会場となったのは、旧ヤンキースタジアム跡地の公園にあるグラウンド「ヘリテージ・フィールド」。35人の少年少女を約2時間指導した。最後は自ら打席に立ち、6スイングで推定飛距離100メートルの柵越えを3本。現役時代さながらの豪快な打撃を披露した。

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