大阪桐蔭 根尾が特大弾 中日・平田、西武・森級のインパクト

[ 2017年10月1日 17:15 ]

秋季大阪大会5回戦   大阪桐蔭7―2香里丘 ( 2017年10月1日    シティ信金スタ )

特大2ランを放った大阪桐蔭・根尾(右)
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 来春の選抜大会で連覇を狙う大阪桐蔭が8強入りを決めた。「4番・遊撃」で先発した来秋ドラフト候補の根尾昂内野手(2年)が先制打にバックスクリーン直撃の特大2ランを放つなど計4打点と暴れ回った。

 衝撃の一発は7回2死一塁で迎えた第4打席だ。カウント1―1から甘く入った直球をフルスイングで仕留めた。打球は弾丸ライナーでバックスクリーンを直撃。根尾は「(先発の)横川が頑張っていたので、応えたかった。当てにいってのフライや内野ゴロは恐くない」と持ち味のフルスイングを貫いた。

 百戦練磨の西谷浩一監督も思わずうなった。「なかなか(バックスクリーンへは)打てるもんじゃない」―。シティ信金スタ(舞洲)でバックスクリーン直撃弾を放った同校のOBは平田(中日)や森(西武)くらいだという。

 根尾は5回に外の変化球をうまく拾う先制の中前2点適時打も放った。連覇がかかる来春の選抜大会へ―。秋の公式戦全4試合で4番に座る背番号6は「来年の選抜につながる大会。勝ち抜いてチャンスをつかみたい」と言葉に力を込めた。

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2017年10月1日のニュース