ヤクルトドラ3梅野、初勝利スルリ 5回2失点も…セ一番乗りならず

[ 2017年10月1日 20:18 ]

セ・リーグ   ヤクルト―中日 ( 2017年10月1日    神宮 )

<ヤ・中>ヤクルト先発の梅野
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 ヤクルトのドラフト3位ルーキー梅野雄吾投手(18=九産大九産高)が1日、神宮球場での中日25回戦に先発、5回を投げ、2安打3四球で2失点(自責1)と好投したが、プロ2試合目の登板での初勝利はならなかった。

 2回まで3三振を奪い、1人の走者も出さない完璧な立ち上がり。3点の援護をもらった直後の3回、先頭の松井雅に四球を与えて1死二塁のピンチを招き、友永の右越え適時二塁打で1失点。続く4回には失策と四球で無死一、二塁とされ、井嶺に右前適時打を許したが、なお無死一、三塁では松井雅を見逃し三振、伊藤を遊ゴロ併殺に仕留めて最小失点で切り抜けた。

 前回登板は8月9日のDeNA戦(神宮)で3回3安打6四球で5失点で負け投手。この日は3―2とリードしたまま5回を投げ抜き、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、チームが7回に追いつかれ、初白星を逃した。今季、高卒ルーキーでは藤平(楽天)、山本(オリックス)が初勝利をマーク。梅野が勝っていれば、12球団3人目、セ・リーグでは一番乗りだった。

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2017年10月1日のニュース