広島 安部の劇的2ランでサヨナラ勝ち 4度目のマジック「12」点灯

[ 2017年9月5日 21:47 ]

セ・リーグ   広島8―7阪神 ( 2017年9月5日    マツダ )

<広・神>安部(中央右)のサヨナラ逆転2点本塁打に大喜びの広島ナイン
Photo By スポニチ

 広島が2位・阪神とのシーソーゲームを劇的な安部のサヨナラ弾で8―7と制して4連勝。セ・リーグ連覇への優勝マジック「12」を再点灯させた。広島のマジックは3度消滅し、今回が4度目の点灯。

 広島は初回、松山が右翼スタンド上段へ先制の11号2ラン。だが、今季10勝目を懸けて先発した野村が2回に同点とされ、3回には2―3と逆転を許した。3回には安部の2点適時打などで3点を奪って再び2点をリードしたが、6回から登板した2番手・ジャクソンが先頭の上本に代打本塁打を浴びて5―5の同点。

 そして迎えた7回、2死走者なしから松山が左翼線にポトリと落ちる安打で出塁し、代走に出た野間がすかさず二塁盗塁に成功して2死二塁。ここで打席に入った安部が右前打を放ち、野間が快足を飛ばして一気に本塁生還を果たして待望の勝ち越し点をもぎ取った。

 しかし、6―5で迎えた9回、5番手・中崎が福留に2ランを浴びて6―7と一転、1点を追う立場に。だが、ここでは終わらなかった。その裏、1死から野間が快足を飛ばして遊撃への内野安打で出塁。暴投で二塁へ進むと、最後は安部が右中間へサヨナラ弾を放ち、劇的な勝利を飾った。

続きを表示

2017年9月5日のニュース