イチロー　代打メジャー記録まであと４本　青木は３戦連続安打

ナショナルズ戦の７回に中前打を放ったイチロー　（ＡＰ）
Photo By ＡＰ

　メジャーリーグは４日（日本時間５日）に各地で行われ、マーリンズのイチローはナショナルズ戦に代打で出場。６試合ぶりの安打となる中前打を放ち、１打数１安打だった。これでイチローは今季の代打安打を２４本とし、１９９５年にロッキーズのジョン・バンダーウォールがマークしたメジャー記録のシーズン代打安打２８本まであと４本に迫った。チームは２―７で敗戦。なお、この試合で田沢の登板はなかった。

　メッツの青木はフィリーズ戦に「２番・右翼」で先発出場。３回の第２打席で３試合連続安打となる左翼線への二塁打、さらに無死一、三塁の場面で迎えた４回の第３打席は二ゴロで打点を挙げ、５打数１安打１打点だった。チームは１１―７で勝利し、連敗を４でストップ。

　ア・リーグ東地区２位のヤンキースはオリオールズ戦に７―４で勝利して３連勝。一方、同地区首位のレッドソックスはブルージェイズ戦に４―１０と完敗を喫して３連敗。この結果、両チームのゲーム差は２・５に縮まった。

　ナ・リーグ中地区首位のカブスはパイレーツ戦に０―１２と零封負け。この試合で上原の登板はなかった。同地区２位のブルワーズもレッズ戦に４―５で敗れたため、カブスとブルワーズのゲーム差は３・５のまま変わらず。

　ドジャースもダイヤモンドバックス戦に０―１３で零封負け。これでチームは４連敗となり、ここ１０試合で９敗と一時期の勢いは影を潜めている。

＜４日の日本人選手成績、カッコ内はシーズン成績＞

イチロー：代打で中前打、１打数１安打（１１３試合４０安打３本塁打１５打点、打率・２５２）

青木：２番・右翼で先発出場し、５打数１安打１打点。二ゴロ、左二塁打、二ゴロ、見逃し三振、右飛（８６試合６９安打５本塁打３０打点、打率・２７８）