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井川慶、古巣との練習試合で“恩返し”のマウンド「楽しんで投げた」

ベースボール・ファースト・リーグの選抜チームの一員としてオリックスとの練習試合に登板した井川慶
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 日米通算95勝を挙げた元阪神、オリックスの井川慶投手(38)が5日、“恩返し”のマウンドに上った。関西独立リーグのベースボール・ファースト・リーグの選抜チームの一員として、オリックス2軍との練習試合に先発。炎天下の舞洲サブ球場で、2回を2安打無失点で抑える好投を見せた。

 実は先週末から体調不良で、一時は39・4度の高熱を発した。走り込みができず、指や足に痛みを感じる中での登板。無理をする必要はないが、井川は古巣との対決をキャンセルしなかった。そこには恩返しの意味もあった。

 米国から帰国した後、オリックスには12年から15年まで所属したが、一年間ローテーションを守ることができず、4年間で7勝12敗。「ケガも多くて迷惑をかけた」と、戦力になれなかったことを悔いており、オリックスとの練習試合にも、「せっかくの機会」と喜んで登板を引き受けていたからだ。

 初回は2番坂本に左前打を浴びたものの、3番杉本を投ゴロ、4番園部を左飛に打ち取った。2回には宗に内野安打を浴び、味方の失策も絡んで無死三塁のピンチを背負ったが、慌てる様子はなかった。6番吉田雄を空振り三振に打ち取るなど、7番チョウヤク、8番赤松も抑えて本塁は踏ませず。「若い選手には知っている子も多いので、ある意味で楽しんで投げていた。ヒット2本打たれましたけど、ゼロで抑えられたし、みんなの姿も見られてうれしかった」と、にこやかに笑った。

 7月22日には楽天との練習試合、同29日には巨人との練習試合に登板した。今回のオリックス戦も含めて、これで3週連続の中6日登板で、若手を相手に奮闘した。「調整しやすいように、させてもらっているのもありますし、一年間ローテーションを守れるように、と今年は野球をやっているので、充実感もあります」と、手応えを感じる夏となった。

 この日はMAX140キロどまりだったが、今季は145キロまでマークするなど状態が上がってきている。現状、リーグ戦では9勝0敗と無敵。「チームも完封負けがなくて点数を取ってくれるので助かっています。投げさせてもらって、楽しいですよ。大きなケガもなく、順調に来ている」と、チームの優勝を目指している。同リーグでは今後、古巣阪神との練習試合も計画中。恩返しも含め、井川が自らの野球道を模索する日々は続きそうだ。(鶴崎唯史)

[ 2017年8月6日 08:36 ]

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