14連勝ならずも…西武 8、9回で6点差追いつく 辻監督「ファンの力」

[ 2017年8月6日 08:00 ]

パ・リーグ   西武7―8ソフトバンク ( 2017年8月5日    メットライフドーム )

<西・ソ>10回2死三塁、勝ち越し適時打を放ち両手を叩く松田。左は悔しがる山川
Photo By スポニチ

 57年以来、60年ぶりの球団タイ記録の14連勝はならなかった。それでも、8、9回に6点差を追いつく驚異の粘りに、西武・辻監督は「(4点を奪った)9回は見事だった。あと一歩だったね。あそこまでいったのは凄い。ファンの力でつないでくれた」と選手を称えた。

 敗色濃厚の展開も、誰も諦めない。1―7の8回に浅村の12号中越え2ランで反撃すると、9回も無死満塁で浅村が左前2点適時二塁打、山川も「ファンの方がああなって、ベンチも盛り上がって勢いに乗せてもらった」とサファテの158キロの直球をはじき返す左前2点適時打で同点に追いついた。

 試合後、浅村は「13連勝で止まったけどこういう戦いをすれば上も見えてくる」と言葉に力を込めた。「炎獅子ユニホーム」で連勝は止まったが、ナインには大きな自信となったはずだ。 (平尾 類)

続きを表示

2017年8月6日のニュース