巨人 亀井 サヨナラ3ランに男泣き「打てなかったら命を取られると…」

[ 2017年6月18日 18:53 ]

交流戦   巨人7-5ロッテ ( 2017年6月18日    東京D )

<巨・ロ>延長12回1死一、二塁 サヨナラ3ランを放った亀井を抱きしめる高橋監督
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 ダイヤモンドを回りながら涙をぬぐった。巨人・亀井が2点を追う土壇場の12回にサヨナラ3ラン。ホームで待ち構えた高橋監督の胸に飛び込むと、お立ち台でも涙声。「奇跡としか言いようがないです」。ファンの大声援に男泣きは止まらなかった。

 それまで2度の好機を凡打でつぶし「心が折れていた」と亀井。最後の打席は「打てなかったら命を取られると思って。そのくらいの気持ちでいきました」と悲壮な覚悟で臨んだ。ロッテの7番手・大嶺祐のフォークをとらえると打球は右翼席上段へ。「どこに飛んでいったかも分からないです」。無心の一振りだった。

 「プロ13年間いるんですけど、一番良かった。(交流戦で)何もできていなかったので最後に打ててよかったです」としみじみ。最後は「途中で帰った人は僕のホームランを見せられなかったですけど、みなさん残ってくださってありがとうございました」と、大声援に応えていた。

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2017年6月18日のニュース