罵声浴び帰りのバスへ…中日 37年ぶり広島戦開幕5連敗

[ 2017年5月5日 05:30 ]

セ・リーグ   中日7―8広島 ( 2017年5月4日    マツダ )

<広・中>8回、逆転を許し、肩を落としてベンチに戻る三ツ間
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 中日は今季最多タイの7点を挙げたが、投手陣がリードを守り切れず、4連敗で借金は今季最多の8。3連戦全てで逆転負けを喫し、広島戦は37年ぶりの開幕5連敗となった。

 4回にゲレーロの2試合連続4号3ランなど、4点を先行。5回に勝ち越しを許すも、4―5の6回に代打・井領の逆転2点二塁打、6―6の7回には大島の勝ち越し二塁打と粘り強く得点を重ねた。しかし、この試合まで15試合に登板し、防御率1.29と安定していた三ツ間が8回に2失点し、痛恨の逆転負け。森監督は「勝ちパターンに行っていない」と一言だけ吐き捨て、熱狂的ファンの罵声の中、帰りのバスへと乗り込んだ。

 今季初めて出場選手登録された高橋が「6番三塁」でスタメン出場。ゲレーロ、ビシエドの状態も底を脱し、攻撃の形はできてきた。投打さえかみ合えば、浮上への糸口は見えてくる。 (桜井 克也)

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2017年5月5日のニュース