オリ T―岡田が4番打線組み替えも不発 福良監督「踏ん張りどころ」

[ 2017年5月5日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス1―2楽天 ( 2017年5月4日    Koboパーク宮城 )

<楽・オ>5回、マウンドに集まるディクソン(中央)らオリックスナイン
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 オリックスは守備の乱れから決勝点を献上した。5回1死二、三塁で伊志嶺の痛烈な打球を、一塁手・小谷野がダイビングキャッチ。しかし飛び出していた二塁走者を刺そうと両膝を付いた状態での送球が三塁側に逸れ、ボールが左翼へ転々とする間に三塁走者の生還を許した。小谷野は「捕って投げるまでがワンプレーなんで言い訳にならない。自分の実力不足」と責任を背負い込んだ。

 T―岡田を今季2度目の4番に据えた打線組み替えも不発。1番・駿太が2安打1打点など、楽天を上回る計7安打も、初回と5回の2度の満塁機で、あと一本が出なかった。今季3度目の2連敗で、首位獲りを狙った今カードで痛恨の負け越しで3差に開いた。逆に3位・ソフトバンクに0・5差に詰め寄られた。福良監督は「少しずつ(打線の状態が)落ちてきているから。踏ん張りどころ」と前を向いた。(湯澤 涼)

 ▼オリックス・ディクソン(6回2失点で今季初黒星)内野ゴロをたくさん打たせることもできたし、調子自体は自分の中では、かなり良い方だったと思う。

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2017年5月5日のニュース