明徳義塾が3年ぶりVも…馬淵監督は不満顔 春季四国大会

[ 2017年5月5日 18:26 ]

 野球の春季高校四国大会最終日は5日、徳島県鳴門市のオロナミンC球場で決勝が行われ、明徳義塾(高知)が延長11回の末、松山聖陵(愛媛)を8―7のサヨナラで下し、3年ぶり10度目の優勝を果たした。明徳義塾は昨秋に続く四国大会制覇となった。明徳義塾は6―7の9回2死二塁、久後の飛球を相手がお見合いして同点に。延長11回は1死三塁から、途中出場の佐々木が左犠飛を放った。

3時間39分にわたる熱戦を制した明徳義塾だが、手放しで喜べる内容ではなかった。走塁や守備でミスを連発し、馬淵監督は「甲子園でどうやって勝つかを考えたら、不満ばかりやね。情けない」と切り捨てた。

 今春の選抜大会では、注目の清宮幸太郎を擁する早実(東京)に九回2死までリードしながら、延長の末に屈して初戦敗退した。自らの失策から崩れたエース北本は「四国では負けられない。体力をつけて夏に臨む」と雪辱の思いを口にした。

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2017年5月5日のニュース