侍守護神確定ならず…秋吉 不安残す2/3回1失点

[ 2017年3月4日 05:45 ]

強化試合   日本2―4阪神 ( 2017年3月3日    京セラD )

8回に失点し、悔しそうな表情でベンチに戻る秋吉
Photo By 共同

 守護神確定とはいかなかった。最有力候補の秋吉は、8回1死無走者から登板し、2/3回を2安打1失点。小久保監督は本番を想定し、この試合ではただ一人、イニングの途中で送り出したが、不安を残す結果となった。

 最初の打者・原口を左前打で出塁させると、2死一塁からルーキーの糸原に右中間への適時二塁打を浴びた。ともに武器であるスライダーを痛打された。「ブルペンでも曲がっていなかった。そのままマウンドに立ってしまったのが反省点」と肩を落とした。

 試合前、指揮官は5日のオリックス戦(京セラドーム)の投手起用を「今日の秋吉次第」としていた。救援陣は2番手・牧田以降、平野、増井、松井裕、岡田がいずれも無失点だっただけに、余計に目立った。本番まで最後の実戦も「守護神テスト」に充てざるを得なくなった。

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2017年3月4日のニュース