糸井、オリックスに阪神移籍決断伝える「阪神さんでプレーを」

[ 2016年11月21日 12:16 ]

オリックスからFAとなった糸井

 オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使した糸井嘉男外野手(35)が21日、オリックス側に阪神移籍を決断したことを伝えた。同日午前中に大阪市内のホテルで糸井と長村裕之球団本部長が会談した。

 「本人から昨日の夜、『一度お会いしてお話したい』という連絡があって、先ほど会って話をしてきました。『阪神さんでプレーをさせていただきたい。いっぺん他球団でやってみたい。4年間お世話になりました。感謝しております』という話でした」と明かした長村球団本部長は、「こればかりは本人が取得した権利、本人が考えて出した結論ということなので、新天地で活躍するのを期待するということです」と話した。

 この日夜には選手会納会が行われるが、「あいさつはしたいと糸井本人が言っていたので参加すると思います」とし、23日のファン感謝イベントも「出られたら出たいと言っていたと思う」。

 長村球団本部長は来季へ向けて「若手が目の色を変えて、チームの底上げ、レベルアップをして糸井の穴を埋めてもらいたい」と若手の台頭に期待。FAによる補償については「今日、糸井から気持ちを聞いたばかりなので後のことは、まだ考えておりません」と話した。

 また、獲得を目指している日本ハムからFA宣言した陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)についても「これから考えます」とした。

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2016年11月21日のニュース