ロッテ吉原が引退 トライアウト受験もオファーなく「諦めついた」

[ 2016年11月21日 07:14 ]

2014年4月5日の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げた吉原正平投手
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 ロッテを戦力外となった吉原正平投手(27)が、現役引退を表明した。12日の合同トライアウトを受けたが、他球団からのオファーはなかった。右腕は「踏ん切りをつけるためにトライアウトを受けた。諦めがついた」と晴れやかだった。

 日本生命時代に12年都市対抗で8強入りし、13年ドラフト4位で入団。14年4月5日の日本ハム戦(QVCマリン)で救援で1回を無失点に抑え、リーグで新人一番乗りのプロ初勝利を挙げた。

 だが、そのオフに左膝内側半月板鏡視下手術を受けた。「実質(1年目の)開幕から2週間くらいしか働いていない。ケガが痛かった」と振り返る。15年から2年間は1軍出場がなかった。通算6試合で1勝1敗、防御率9・64。今季は2軍で25試合に登板し2勝1敗、防御率4・67だった。「投げられる状態ではあったけど、思い通りの球は投げられていない。それは自分で分かっていた」と言う。今後については未定で「何しようかなって考えている。暗い感じにはなっていないですよ」と笑顔で話した。

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2016年11月21日のニュース