ロッテ サヨナラ負け デスパイネ抹消も「チャンスかもしれない」

[ 2016年9月11日 19:04 ]

パ・リーグ ロッテ3―4オリックス

(9月11日 京セラD)
 ロッテが3―4でサヨナラ負けを喫した。不動の4番・デスパイネが左手首痛で抹消されたショックは大きかった。

 それでも、つなぐ打線が意地を見せた。0―2の4回だ。先頭の岡田がバント安打で出ると、大嶺翔が犠打で送り、根元が四球、今季初の4番に入った角中が内野安打で1死満塁。続く福浦が押し出し四球を選ぶと、鈴木が右翼線2点二塁打で一時逆転した。まさに、つなぐ打線。鈴木は「デスパイネは4番で成績を残している選手なので、チームとしては痛い。でももともとはつなぐチーム。デスパイネがいないことで、伊東監督が言う全員で攻撃して全員で守るということを意識付けするチャンスかもしれない」と言った。

 チームトップの本塁打はデスパイネの24本。次に多いのが2軍調整中のナバーロの10本だ。一発はないが、つないでつないで、大砲不在の危機を乗り切ってみせる。

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2016年9月11日のニュース