広島V 25年ぶりのセール 510万円の純金バットも売れた!客も従業員も泣いた

[ 2016年9月11日 20:57 ]

広島カープのリーグ優勝を記念し、広島三越で販売された純金製の野球ボールとバット

 広島の25年ぶりのセ・リーグ優勝から一夜明けた11日、地元の広島市中心部のデパートで記念セールが始まった。街中には「おめでとう」の垂れ幕も掲げられ、市内は祝福ムード一色に染まった。

 広島三越は、純金製の野球ボール(約500グラム、550万円)とバット(約430グラム、510万円)を販売。バットは同日中に買い手が付いた。備前焼のコイ(250万円)も用意した。

 午前10時半の開店前には200人以上が並び、従業員が「25年間、この瞬間を待っていた」と号泣しながらくす玉を割ると、客らの中にはうれし泣きする人も。

 広島県呉市のイベント業新山真央さん(29)は、球団のロゴ入りの真っ赤なTシャツ姿で「優勝をテレビで見て感動した。両親といろいろなセールを回りたい」と興奮した様子で話した。

 そごう広島店では、7回目のリーグ制覇にちなみ、通常2万円前後の女性用ブーツを7千円で売るなど、商品を大幅に値引きして提供した。

 東広島市から駆け付けた女性会社員(27)は「優勝の余韻をかみしめたくて来た。今度は日本一になって、どんどん広島を盛り上げてほしい」と笑顔を見せた。

 もみじ銀行(広島市)は、本店の壁面に「カープ優勝おめでとう」と書かれた縦7メートル、横1メートルの垂れ幕を掲示した。

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2016年9月11日のニュース