侍ジャパンU―18高橋 9K 強敵韓国斬り 小枝監督「褒めてあげたい」

[ 2016年9月3日 22:17 ]

韓国戦に先発した高橋

第11回U―18アジア野球選手権セミファイナルラウンド 日本3―1韓国

(9月3日 台湾・台中野球場)
 大一番で見事、期待に応えた。U―18日本代表の高橋昂也(花咲徳栄3年)は、韓国戦に今大会初登板初先発し、7回2/3を3安打1失点、9三振を奪う力投で決勝進出に貢献した。

 「(決勝に向け)しっかりとチームに勢いを持ってこられた。韓国は強敵なので向かっていく気持ちを持って自分の投球ができた」と充実感を漂わせた。

 3回に元中日の李鍾範(イ・ジョンボム)の息子、李ジュンホに先制の左前適時打を許した。今大会33イニング目でチーム初失点となったが、落差のあるスライダーと直球の緩急で追加点を許さなかった。107球を投げ、高めに浮きだした8回途中で交代となったものの、先発の役割は果たした。

 小枝監督は「こっちに来てから調子が良かったのでここ一番のゲームで投げさせたかった。褒めてあげたい」とニンマリだった。

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