ハム守乱で自力V消滅 賢介がレアードが…ポロポロ逆転負け

[ 2016年9月3日 07:40 ]

<オ・日>7回1死満塁、田中がT―岡田の二ゴロをファンブルし、同点に追いつかれる

パ・リーグ 日本ハム2―5オリックス

(9月2日 ほっと神戸)
 日本ハムは守りのほころびから痛恨の逆転負けを喫した。首位・ソフトバンクに今季初のマジック点灯を許し、栗山監督は「マジックは別に関係ない。いつかつくと思っていた。最後にどうやって勝負するかだけ」と自らに言い聞かせた。

 1点差に迫られた7回1死満塁。2番手・石井がT―岡田を平凡な二塁へのゴロに仕留めたかと思われたが、二塁手・田中賢がファンブルし同点。続く中島に勝ち越し打を浴びた。「本当に迷惑をかけてしまった」と田中賢。5回にも、何でもない二塁へのゴロを失策するなど、珍しく乱れた。

 1点を追う8回2死満塁では、三塁手のレアードがT―岡田の三塁ベンチ前への飛球を落球。結局、T―岡田には右前2点打を浴びた。6週連続6連戦の最終カード。練習の強度を落とすなど積極的な疲労回復を図っているが、はかなくもそれも実らなかった。

 単純計算では今季2試合におよそ1個の割合だった守りでのミスが連発して自力V消滅。栗山監督は「みんなでやって、勝つことができなかった。それだけ。ここから必死にやるだけ」と話すのがやっとだった。 (柳原 直之)

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