巨人・内海 また背信2戦14失点 打線7点も8失点「最悪の形」

[ 2016年9月3日 05:30 ]

<巨・中>6回無死一塁、内海は福田に2ランを打たれマウンドでガックリと肩を落とす

セ・リーグ 巨人7―8中日

(9月2日 東京D)
 11試合ぶりの2桁安打で7得点も、大量失点が響いた。「野手の皆さんが(点を)取ってくれた後のイニングで…。本当に最悪の形。申し訳ないです」。巨人先発・内海が6回途中8失点と崩れた。

 初回に2失点。1点を勝ち越した直後の4回には平田に同点ソロを浴びた。さらに2点を勝ち越した直後の6回。福田に左越え同点2ランを浴びると、四球と連打で勝ち越しを許してKO。8月26日のDeNA戦(横浜)での1回6失点KOに続き、自身3連敗で6敗目だ。2戦で14失点の内海は「修正しようと思い、確認しながら投げていたけど…」。高橋監督は「最初から良くなる気配がなかった」と振り返った。1勝7敗の最近8試合は6試合が5失点以上。その直前は9戦連続で4失点以下だった。来週からの11連戦を控え、内海の2軍再調整は見送られたが、CSを見据えて投手陣の立て直しは急務だ。

 3位・DeNAに5ゲーム差と迫られ、最下位中日には7勝10敗1分け。下降ムード打破へ脇谷、中井の2軍降格と片岡、辻の昇格というテコ入れが決まった。 (春川 英樹)

続きを表示

2016年9月3日のニュース