智弁学園、連覇ならずも小坂監督「3年生とここまで野球がやれて良かった」

[ 2016年8月13日 18:33 ]

<智弁学園・鳴門>鳴門・河野(右)と健闘をたたえ合う智弁学園・村上

第98回全国高校野球選手権大会2回戦 智弁学園2―5鳴門

(8月13日 甲子園)
 史上8校目となる春夏連覇を目指した智弁学園(奈良)が2回戦で姿を消した。

 初回に幸先よく2点を先行したが、鳴門の先発・河野から放った5安打中3安打がこの初回に集中。相手の好守にも阻まれ、なかなか走者を出すことができなかった。

 それでも小坂将商監督(39)は「持っている力は十分に出せた」と一言。「相手の河野くんにうまく投げられて、途中から配球パターンも変わってとらえ切れなかった。初回に2点を取ってから、打たされているような感覚があったが、うまく指示を出せなかった」とし、「村上は一生懸命投げてくれた。負けた悔しさはあるが、3年生とここまで野球がやれて良かった」と選手を労い、感謝した。

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2016年8月13日のニュース