境 9年ぶり夏出場で同点2ランも… 5失策で無念の初戦敗退

[ 2016年8月13日 13:07 ]

<境・明徳義塾>3回表1死一塁、同点2点本塁打を放ち、松原(左)とハイタッチをかわす境・浜

第98回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 境2―7明徳義塾

(8月13日 甲子園)
 9年ぶり8回目出場の境が初戦で消えた。

 初回に先制を許すも、3回に1死一塁から浜が左越え2ランを放って同点。起死回生の一打にベンチは沸いたが、この試合を通して5失策と守備面でのミスが響き、2―7で敗北。先発の隠家は7回8安打5失点、与四死球7と不安定な投球で試合を作れなかった。

 試合を終え、坂口健一監督は「失点の仕方がまずかった。あれだけエラーが多いと流れが来ない」と敗戦を振り返った。現チームの選手は甲子園初出場。「普段の野球ができなかった。腰を据えてのスイングもあまりできていなかったし、ボール球にも手を出してしまったのも厳しかった」と甲子園の雰囲気にのまれてしまったことも明かした。

 先発の隠家と同点2ランの浜については「死球もあったがインコースによく投げていた。練習からよく打っていてこの甲子園で力を出し切っていた」と健闘を称えていた。 

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