長曽根ストロングス、サヨナラ勝ちで大会連覇 斉藤海聖が完全試合

[ 2016年8月13日 11:50 ]

<長曽根ストロングス・小野東スポーツ少年団>連覇を達成し熊田監督を胴上げする長曽根ストロングスナイン

スポニチ主催高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球最終日・決勝 長曽根ストロングス(大阪)1―0小野東スポーツ少年団(兵庫)

(大田スタジアム)
 長曽根ストロングス(大阪)が劇的な勝利で大会連覇を成し遂げた。0―0の7回、2死一、二塁で1番・京井聖奈選手(6年)が左前にサヨナラ打。投げては先発・斉藤海聖(かざと)投手(6年)が7回打者21人を完璧に抑えて完全試合を達成した。

 斉藤は1奪三振ながら、抜群の制球力を発揮して凡打の山を築いた。3ボールになったのも2度だけ。初出場で初優勝を狙った小野東スポーツ少年団(兵庫)の打線につけいる隙を与えなかった。チームは6度目の全国制覇。選手、スタッフから胴上げされた斉藤は「完全試合は初めてだけど、それより日本一の方がうれしい」と笑顔の花を咲かせた。3回戦から4試合連続完封で、28イニング連続無失点。まさに抜群の安定感だった。

続きを表示

2016年8月13日のニュース