盛岡大付“わんこそば打線”また爆発！４番塩谷「打ち合いは負けない」

＜盛岡大付・創志学園＞６回裏２死三塁、盛岡大付・塩谷は左越えに２点本塁打を放つ
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第９８回全国高校野球選手権大会第７日・２回戦 盛岡大付１１―８創志学園

（8月13日 甲子園）
　盛岡大付が２本塁打を含む１４安打１１得点と打線を爆発させ、３回戦進出を決めた。

　岩手県大会では６試合で計５７得点を挙げ、火がつくと止まらない打線は盛岡名物にかけて“わんこそば打線”とも称される。その名の通り、４点を先制されながらも、４回に植田が左越えソロなどで同点に追いつくと、伊藤、野坂がそれぞれ適時２点打を放ち、勝ち越しに成功。６回に１点差に詰め寄られるも、その直後に塩谷が左翼ポール直撃の２ランを放ってリードを広げた。

　試合を終え、関口清治監督は「自分たちの持ち味は打撃なので、４点入っても５点取るぞと打って返そうということで向かっていきました」とこの日の逆転劇を振り返った。創志学園の先発はプロ注目の最速１５４キロ右腕・高田。関口監督は「チャンスすら作れないのではと思ったが、よくボールに食らいついてくれた」とナインを称えた。

　６回に２ランを放った４番の塩谷も「今年のチームは強打が持ち味。打ち合いには負けない自信があった」と胸を張り、「次戦も厳しい戦いになると思う。気を引き締めて臨みたい」と力を込めた。

　盛岡大付は７日の１回戦でも２本塁打を含む１４安打８得点を挙げ、九国大付を下していた。