もう何度目…オリまた一発に沈む　交流戦最下位

＜神・オ＞８回１死一塁、佐藤達は原口に左越え２ランを打たれる

交流戦 オリックス０―２阪神

（6月20日 甲子園）
　もう何度目の光景だろうか。８回、佐藤達が原口に決勝被弾して交流戦を締めくくる“関西ダービー”に敗戦。オリックスは鈴木に３戦連続決勝弾を浴びたマツダスタジアムに続き、甲子園球場でも一発に沈んだ。

　５勝１３敗で１０年ぶり２度目の交流戦最下位。福良監督は「今日は西が頑張ったけど、打つ方がね」と貧打を嘆いた。

　４回に無死一、二塁の好機では糸井、モレル、奥浪の中軸が凡退。７回２死満塁では好投の西に代えた中島が見逃し三振に倒れ、「あそこは勝負をかけた」と残念がった。打撃好調だったＴ―岡田の腰痛欠場も響いた。

　今季最悪を更新する借金１７。明るい材料は乏しく「先発が安定してきただけに打つ方を何とかしないと」と思案顔だ。２４日からのリーグ戦再開では今季最大の１１差となった３位の日本ハムと激突。ＣＳ進出の可能性を残すためにも正念場になりそうだ。