大谷つないだ16試合連続安打 スタルヒン氏に勝利ささげられず

[ 2016年6月8日 06:30 ]

<日・広>8回2死二塁、安打を放った大谷

交流戦 日本ハム2-3広島

(6月7日 旭川)
 第3打席まで音なしだった日本ハム・大谷が、8回の最終打席で自己最長の連続試合安打を16に更新した。2死二塁でジャクソンの151キロに力負けせず、左前適時打を放ち「90%くらいスライダーが来ると思っていたけど、単打だけを狙っていた」と振り返った。

 「スタルヒン氏生誕100周年記念試合」と銘打ち、記念刻印が入ったボールで行われた試合。試合前にはレアード、スタルヒン氏の長女・ナターシャさん(64)とともに同氏の母校・旭川市立日章小学校を訪問した。始球式も務めたナターシャさんが「父は投手だけど、打撃も良かった(通算19本塁打)。大谷選手も二刀流と言われてますが、父も二刀流だったんです」と語り掛けると、大谷も「そうなんですか!」とうなずいたという。

 レジェンドに勝利をささげたかったが、3回の勝ち越し機では空振り三振に倒れた。「負けたことが全部。悔しい」と敗戦の責任を背負い込んだ。(柳原 直之)

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2016年6月8日のニュース