西武・岸 2軍戦で快投、17日1軍復帰へ「不安なく投げられた」

[ 2016年6月8日 14:58 ]

イースタンリーグ 西武―楽天

(6月8日 西武第2)
 右内転筋痛で2軍調整中の西武・岸孝之投手(31)が、イースタン・リーグの楽天戦(西武第2)に先発した。実戦復帰2試合目で5回2/3を81球を投げ、4安打1四球1失点。最速は147キロをマークし、カーブ、チェンジアップ、スライダーの制球も良く、毎回の7三振を奪う好投で復調をアピールした。

 6回1死一塁から楽天・三好に左翼線二塁打を許して1点を失ったが「全球種でまとめることができた。(予定の)80球を不安なく投げられたし、全体的に良かったと思う」と納得の表情。捕手・岡田も「球に勢いはあったし、100%に近い状態だと思います」と絶賛した。

 1日の同・DeNA戦(西武プリンス)も3回無安打無失点で、2試合連続の好投で順調に1軍復帰に向けて準備を整えている。問題なければ、復帰戦は17日のヤクルト戦(神宮)になることが濃厚。エース右腕は「焦らずに段階を踏んでやらせていただいた。上(1軍)からの指示を待って、しっかり準備をしたい」と表情は明るかった。

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2016年6月8日のニュース