高城 正妻へプロ初3度盗塁阻止!ラミ監督も「文句つけようない」

[ 2016年2月22日 09:25 ]

<DeNA・韓国ネクセン>指示を出す高城

練習試合 DeNA3―4韓国・ネクセン

(2月22日 宜野湾)
 新人に負けるわけにはいかない。DeNA・高城が韓国・ネクセンとの練習試合で9回フルにマスクをかぶり、プロで自身初という1試合3度の盗塁阻止。オープン戦初戦、20日の巨人戦(沖縄セルラー)の先発マスクをドラフト4位・戸柱(NTT西日本)に譲った5年目捕手が、定位置獲りへ気迫を示した。

 「試合で初めて結果につながった。良かったです」。今キャンプではスローイングに重点的に取り組んできた。居残り練習に加え、宿舎でも毎日自身の映像を確認。足の運び方を変え、キャンプイン時は1・9秒だった二塁送球タイムが1・7秒台を計測するようになった。3度の盗塁阻止のうち2つは、投手がフォークを投げた時。変化がまちまちな球を捕ってからの素早い送球で、練習の成果を見せつけた。

 「スローイングに配球…文句のつけようがなかった」とラミレス監督。高城は「開幕マスクは意識するが、まずは1軍にいることが大事」と強調した。(中村 文香)

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2016年2月22日のニュース