オリドラ2位・近藤大 名誉挽回の2回無失点!1軍残留に望み

[ 2016年2月22日 07:44 ]

<練習試合・斗山・オリックス>4番手で2回1安打無失点の近藤大

練習試合 オリックス10―7韓国・斗山

(2月21日 清武)
 オリックスのドラフト2位・近藤大(パナソニック)が21日、韓国斗山との練習試合に4番手で登板し、1軍生き残りへ望みをつないだ。先頭から3連続四球を出すなど1回2失点の苦投だった17日の紅白戦から一転して2回1安打無失点。最速145キロを計測し、2回を昨秋のプレミア12で韓国代表にも選ばれた許敬民を一邪飛に封じるなど実力の片りんを見せつけた。

 「モヤモヤが続いていて、早く結果を出したかった。70点ぐらいはあげられる」

 「地獄だった」という紅白戦の弱々しい姿はない。一夜明けた18日には予定になかった投球練習に取り組むなど雪辱に燃えていた。「この前は自分との戦いで必死だったが、今回は打者と対戦できた」。社会人投手では12球団でドラフト最上位指名という即戦力評価に違わぬ力を発揮した。

 即座の昇格までは至らなくても福良監督に「ボールに勢いがあったし、気持ちも出ていた」と合格点をもらった。昇格への追試として宮崎キャンプ中に再登板する機会がありそうで「チャンスをいただければ、一つ一つクリアしていきたい」と意気込んだ。

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2016年2月22日のニュース