セ・リーグ最重量のエルド 2戦連発!外国人枠勝ち抜く!

[ 2016年2月22日 08:28 ]

<巨・広>2回1死、左越えソロを放つエルドレッド。投手・菅野

オープン戦 広島6―0巨人

(2月21日 沖縄セルラー)
 セ・リーグ最重量男も順調だ。2回1死、広島・エルドレッドの第1打席。12球団で2番目の122キロの体重を、ボールを叩くパワーにしっかり変えた。菅野のカーブを捉えた打球が左翼席へ飛び込む。2試合連続本塁打でチームをオープン戦連勝発進に導いた。

 「スガノはいい投手で、いろんな変化球を交ぜてくる投球スタイル。自分としては嫌いじゃない」。来日5年目。今では日本語も解し、各投手の傾向と対策も頭の中にある。蓄積した情報を生かした会心の一発だ。

 スタメンには4番・ルナ、5番・プライディ、6番・エルドレッドと3人の助っ人が並んだ。春季キャンプには投手、野手各3人の外国人選手が参加しており、14年の本塁打王ですら1軍枠は確保されていない。緒方監督は「外国人はみんな、いい仕上がりを見せている」と、それぞれのレベルの高さを認める。

 大砲は「(枠は)自分で決められることではない」と調子を上げていくことに集中する。投の助っ人の今後の内容次第では、シーズンでも打線に3人の外国人野手が並ぶケースがありそうだ。

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2016年2月22日のニュース