Gドラ1桜井「緊張して足が震えた」立命大先輩・古田氏から金言

[ 2016年2月17日 05:30 ]

テレビ朝日「Get Sports」の取材でキャンプを訪れた立命大の先輩の古田氏(右)から激励を受ける桜井

 巨人は沖縄・那覇で2次キャンプに入り、ドラフト1位・桜井がキャンプ地を訪れた立命大の大先輩、野球評論家の古田敦也氏(50)から激励を受けた。「縦の変化がいいと話してくれました」。初対面で高く評価されたのは、大学3年秋以降に習得したチェンジアップとスプリット。昨秋の明治神宮大会・東北福祉大戦で大会タイ記録の18奪三振をマークする原動力になった決め球だ。

 古田氏が桜井を初めて見たのは3年時のリーグ戦。当時の「並の投手。スライダー投手」という印象が、2種類の変化球で変わった。ウイニングショットを磨くことを後輩に説き、「ドラ1で入ってきたらローテに入って10勝はしてほしい」とハッパを掛けた。

 学生時代とは比較にならない注目が集まるが、「ペースを守って。ケガをしないように」とも助言。浪人生活を経て入団、しかも原前監督のおいという期待と重圧の中で1年目から13勝を挙げた菅野を「いいお手本」とした。桜井は「緊張して足が震えた」と対話を振り返り、「古田さんみたいに活躍して、殿堂入りできるように頑張りたい」と大きな野望を口にしていた。

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2016年2月17日のニュース