ANAと球団が尽力…ハムナイン 空の旅は“VIP待遇”

[ 2016年2月17日 10:40 ]

全日空の(左から)五十嵐宏敏アシスタントマネージャー、菅谷とも子執行役員、小林正課長

 日本ハムは29年ぶりとなった海外キャンプを無事に終了。選手、首脳陣らは出発便と同様に全日空のチャーター便を利用して2次キャンプ地の沖縄へと向かった。

 全日空としてフェニックス・スカイハーバー空港での離着陸は初。ロサンゼルスから現地スタッフを派遣して整備や手配に動くなど奔走した。同社執行役員で札幌支店長を務める菅谷とも子さんは「こちらとしても、いろいろと勉強させていただく非常にいい機会になりました」と話した。

 帰国便の飛行時間は同社航路で最長の約15時間。通常の定期便は機長、副操縦士が1人ずつだが、今回は機長クラスが4人も乗り込んだ。チャーター機は同社が所有する最大規模の「ボーイング777 300ER」。球団のバスは滑走路まで入ってチャーター機に横付けされ、出国手続きなどの時間を短縮した。食事は全てビジネスクラス。最高のおもてなしは、長時間の移動や負担を極力減らす球団、そして全日空の努力の結晶である。 (柳原 直之)

続きを表示

2016年2月17日のニュース