原監督の継投ズバリ!内海奮投、田原は山田斬り、山口2回完璧救援

[ 2015年10月14日 22:22 ]

<ヤ・巨>先発した内海をねぎらう原監督

セ・リーグCSファイナルS第1戦 巨人4―1ヤクルト

(10月14日 神宮)
 巨人・原監督の投手起用がピタリとはまった。先発の左腕・内海が4回2/3を5安打1失点の粘投。

 勝ち投手の権利を目前した5回2死一塁で2番手の田原に代えたが、その田原が“トリプルスリー男”山田を空振り三振に仕留める。3点リードの7回には4番手のマシソンが無死一、二塁のピンチを招くと、迷わず山口にスイッチ。山口はピンチを無失点で切り抜け、続く8回も3者凡退と2回を無安打無失点で今ポストシーズン初勝利。9回は守護神・沢村が四球で1人走者を出しながらも締めた。

 原監督は「内海は初回に併殺で0点に抑えたのが非常に良かった。みんなの力で1点に抑えたということ」と投手陣の踏ん張りを評価。それでも、ヤクルトのアドバンテージを含めて1勝1敗のタイになっただけとあって「まだまだ戦い半ば。結論を言うには早いでしょう」と表情を引き締めた。

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2015年10月14日のニュース