広島5連勝でCS残った!マエケン1号V2ラン&単独トップ15勝

[ 2015年10月2日 21:09 ]

<広・中>力投する広島先発の前田健

セ・リーグ 広島2―1中日

(10月2日 マツダ)
 4位の広島が2―1で5位中日を下して5連勝。3位阪神に0.5ゲーム差に迫り、クライマックス・シリーズ(CS)進出に望みをつないだ。先発の前田健が7回1失点と好投し、自らの2ランで挙げた先制点を守って15勝目。2010年、13年に並ぶ自己最多勝利に並ぶとともに、今季リーグ単独トップに立った。

 広島は0―0の3回、先頭打者の安部が中前打で出塁。石原の犠打で1死二塁とし、続く前田健が左翼席へ1号2ランを放って先制した。しかし、その後は中日先発の若松に抑えられ、リードを広げることはできなかった。

 前田健は100球を超えた7回に1点を返され、さらに2死二、三塁のピンチを背負ったが、後続を断って追加点を許さなかった。結局この回限り、6安打1失点5奪三振でマウンドを降りた。8、9回は大瀬良、中崎と無失点リレーで反撃を封じた。

 中日は先発の若松が前田健に浴びた一発による失点だけで8回を投げ切って8安打2失点。打線は7回にエルナンデスの11号ソロで1点差に迫ったが、あと一歩及ばず、若松の148球の力投に応えることができなかった。

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