西武・田辺監督 1年契約合意 痛恨黒星で4位転落…CS危機も

[ 2015年10月2日 05:30 ]

<オ・西>敗戦にガックリの田辺監督(中央)

パ・リーグ 西武1-4オリックス

(10月1日 京セラD)
 痛恨の黒星だ。西武は今季最終戦に敗れて勝率5割で4位転落。CS出場へは、ロッテの結果待ちとなった。「終わったわけじゃない。まだ可能性はある。準備はしっかりしていく」。田辺監督は必死に前を向いた。

 先発・岡本洋が初回に2失点。前日も中継ぎ登板しており、異例の連投となったが期待に応えられなかった。指揮官は5回に十亀を中3日で投入。7回2死二塁では、先発も含めて3連投となる菊池をつぎ込んだが、糸井に2ランを浴びて万事休した。「投手陣は“何とかしよう”とやってくれた」と田辺監督。総力戦は実らなかった。

 試合前には大阪市内の宿舎で球団から正式な来季の続投要請を受け、1年契約で合意した。「来季については最後の結果が出てから」。チームは2日、宮崎・南郷に入り、CSに備えて調整する。人事は尽くした。あとは天命を待つ。

 ▼西武・居郷肇球団社長 昨年の途中からチームを立て直してもらった。今季は13連敗はあったが、現在もCS争いまでしている。(来季は)ペナント奪回、日本一が監督に課せられた使命。

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2015年10月2日のニュース