西武・浅村「残り試合全部勝つ」１カ月ぶり一発でＣＳ争いへ決意

貴重な３ランを放った浅村

パ・リーグ 西武５―２オリックス

（9月22日 西武プリンス）
　西武は１－０で迎えた５回、浅村が８月１６日以来の本塁打となる１２号３ラン。チームに待望の追加点をもたらした。

　３回にメヒアの適時二塁打で１点を先制するも、オリックスの先発・山田に苦戦。１－０のまま試合は進んだ。５回、２死一、二塁の好機を作り打席には浅村。「とにかくヒットで追加点」と、つなぐ意識で打席に入った。

　すると、低めの難しい球をすくい上げて１２号３ラン。自画自賛の一打かと思いきや、「マジでまぐれです。まさか入るとは思わなかった」と謙遜した。

　浅村の本塁打は１カ月以上前の８月１６日以来。「何もできず、ふがいない気持ちだった。今日の一発でノっていきたい」と語り、ＣＳ争いについては「本当に負けられない。残り試合全部勝つという気持ちで戦う」と強い決意をあらわにした。