菅野、2位浮上に貢献「最高の気分」新人から3年連続2桁勝利は堀内以来

[ 2015年9月22日 17:38 ]

<巨・神>スタンドの声援に答える10勝目を挙げた菅野

セ・リーグ 巨人3―0阪神

(9月22日 東京D)
 巨人・菅野が阪神打線を7回3安打無失点に抑えて今季10勝目をマーク。8月25日以来となる単独2位浮上に大きく貢献し、「最高の気分です」と笑みをこぼした。

 2回には変化球頼みの投球で2四球を与えるなど1死満塁のピンチも招いたが、粘り強く投げて得点を許さず。7回で10三振を奪い、巨人での新人から3年連続の2桁勝利は、堀内が1966~78年に13年続けて以来の快挙となった。

 「あまり調子がいい状態じゃなかった」という菅野は、「うまく小林がリードしてくれて、サードの岡本にも何回も助けられて、本当に皆で勝ち取った勝利だと思う」とチームメートに感謝。「残り試合も少ないし、1試合1試合本当に大切な戦いなので、いつも以上に気合を入れて投げた」と振り返った。

 新人から3年連続の2桁勝利については「今年は10勝するまで長かった。まだまだ貯金をつくれていないので、何とか残り試合全部勝って、少しでもチームに貢献できるように、優勝できるように頑張りたい」とし、「もう優勝しかないと思っているので、自分たちも精いっぱい戦うので、ファンの皆さんも一緒に優勝目指して頑張りましょう」とスタンドを埋めたG党に呼びかけた。

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2015年9月22日のニュース