プロ野球選手会の松原徹事務局長が死去、58歳…史上初のスト敢行

[ 2015年9月22日 14:50 ]

労組・日本プロ野球選手会の松原徹事務局長

 労働組合・日本プロ野球選手会事務局長の松原徹(まつばら・とおる)氏が20日午後4時59分、ぼうこうがんのため神奈川県川崎市内の病院で死去した。58歳。川崎市出身。

 1982年にロッテ球団の管理部に入社。1軍マネジャーなどを務める。88年、中畑清氏(現DeNA監督)が労組・日本プロ野球選手会の初代会長を務めていた際に選手会事務局勤務。歴代の会長、事務局長を補佐し、2000年4月1日付で自身が事務局長に就任した。

 04年の球界再編問題では古田敦也選手会長らとともに経営側との交渉に奔走し、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブとの合併の1年間凍結や、新規参入球団を前向きに考えることを要求。プロ野球史上初めてストライキを決行した。

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