巨人“伝統の一戦”制し単独2位!菅野10Kで3年連続2桁勝利

[ 2015年9月22日 16:57 ]

<巨・神>4回2死一、二塁 大和の打球にグラブを出す菅野

セ・リーグ 巨人3―0阪神

(9月22日 東京D)
 巨人が3―0で阪神との伝統の一戦を制し、2連勝で8月25日以来となる単独2位に浮上した。菅野は7回で10三振を奪い、3安打無失点で今季10勝目をマーク。巨人で新人から3年連続の2桁勝利は、堀内が1966~78年に13年続けて以来の快挙となった。

 巨人・菅野、阪神・岩崎と両先発の好投で、5回まで互いにゼロ行進。先手を取ったのは6回、巨人だった。それまで散発2安打に抑えられていた岩崎から先頭の立岡が遊撃への内野安打で出塁。送りバントで1死二塁としてから坂本が左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、待望の先制点をものにした。

 巨人はさらに7回、左前打で出塁の先頭・大田を送りバントで進めて1死二塁。ここで小林が左越え二塁打を放ち追加点を挙げると、8回にも2死からアンダーソンが四球で出塁した後に長野が右中間へ三塁打を放って貴重な1点を追加した。

 投手陣も菅野の後を受けた山口、沢村が8、9回を無失点で切り抜けて2試合連続の零封リレー。逆転優勝へ望みをつないだ。

 阪神は巨人戦プロ初先発の岩崎が6回4安打1失点と好投したが、打線が巨人の3投手の前に4安打と奮わず。2連敗で巨人と入れ替わって3位転落となった。

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2015年9月22日のニュース