専大松戸 持丸監督 敗因は「経験の差」 同点への一心で2度の走塁ミス

[ 2015年8月7日 12:38 ]

<花巻東・専大松戸>指示を出す専大松戸・持丸監督(左)

第97回全国高校野球選手権大会1回戦 専大松戸2―4花巻東

(8月7日 甲子園)
 過去、常総学院(茨城)など3校で甲子園出場を果たした専大松戸・持丸監督。就任8年目の指揮官が敗因の1つとして挙げたのが「経験の差」だった。

 「走塁などに、(甲子園に)出ているチームと初出場のチームで経験の差が出た」と悔しそうな表情。1点差に迫った4回、三塁走者が三ゴロで本塁を狙ったが憤死。8回には先頭の岡本が左中間を破つたが、三塁に走り刺された。いずれも早く同点にしたいという一心での走塁だったが、いずれも自滅という形で流れを引き寄せられなかった。

 エース原も4失点で5回途中に降板した。「四球から自分でピンチをつくって点を取られてしまった。リズムをつくれなかった」と肩を落とした。

 昨年亡くなった母について触れ「全力でプレーできたので喜んでいると思う。もう少し甲子園での姿を見せたかった」と話した。

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2015年8月7日のニュース