健大高崎　走力だけじゃない！鍛え抜かれた守りで２年連続の夏切符

＜健大高崎・桐生一＞３季連続の甲子園出場を決め、高崎健康福祉大高崎ナインはマウンドで歓喜の輪を作る

第９７回全国高校野球選手権群馬大会決勝 高崎健康福祉大高崎５－４桐生第一

（7月26日 上毛新聞敷島）
　鍛え抜かれた守りで絶体絶命のピンチを切り抜けて高崎健康福祉大高崎が桐生第一に競り勝ち。２年連続３度目の夏切符を手にした。

　１点リードの９回無死一塁。エース川井が左翼線二塁打を浴びたものの、左翼・佐藤―遊撃・林と完璧な中継プレーで本塁を狙った一塁走者・翁長を補殺。同点の危機を阻止し、そのまま逃げ切った。

　林は「レフトからいいボールが来たので慌てることなくホームへ投げることができた。どんな場面でも焦らずにプレーできるのが自分たちの強み」と笑顔。１１安打を浴びながら要所を締めて今大会初完投の川井は「バックに助けられました」と仲間に感謝。３季連続の聖地に向けて柘植主将も「必ず優勝したい」と意気込んだ。

　◆高崎健康福祉大高崎（群馬）剣道も強豪。ＯＢにロッテの脇本。

　▼ロッテ・脇本（１４年度卒ＯＢ）甲子園は貴重な経験ができる場所。野球を楽しんでほしい。