九州ナンバーワン右腕・森下決勝で散る 1失点完投も零敗

[ 2015年7月27日 11:58 ]

<大分商・明豊>決勝で力投する大分商・森下

第97回全国高校野球選手権大分大会決勝 大分商0―1明豊

(7月27日 別大興産)
 今秋ドラフト上位候補に挙がる大分商の148キロ右腕・森下暢仁投手(3年)が決勝の明豊戦に先発。1失点完投したものの打線が沈黙し、2年ぶりの甲子園出場はならなかった。

 細身の体型から投げ込む勢いのある直球とスライダーが武器で、九州ナンバーワン右腕とも呼び声高い。武器の4安打1失点完投した準決勝の杵築に続き決勝も1失点完投したが、援護なく甲子園にあと一歩届かなかった。

 3月の慶応との練習試合で自己最速となる148キロをマークし1安打完封すると一躍注目の的に。今春の大分大会・豊府戦では7回参考ながらノーヒットノーランを達成した。

 ◆森下 暢仁(もりした・まさと)1997年(平9)8月25日、大分県生まれの17歳。小3から野球を始める。大東中軟式野球部では投手兼遊撃手で3年夏に九州大会優勝、全国大会出場。大分商では1年秋からベンチ入りし、昨秋からエース。家族は両親と姉、弟。1メートル80、70キロ。右投げ右打ち。

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